接客とは
今日、私の退職祝いということで家族で焼き肉を食べに行ってきました!
兄の勤務先の近くにある焼き肉屋さんに連れていかれたのですが、どうやら兄はそのお店の常連さんのようで、店員さんが私を見た瞬間に、兄をヒジでこづきながらニヤニヤしていたので「いや、違います。妹です。」と即座に勘違いをキッパリと訂正しておきました。
それにしてもうちの兄はちょっと信じられないくらいの量を食べるんですよ、体がアメリカンサイズなので・・・。久々にその実力を目の当たりにしましたがやはりすごかったですね。せっかくのお祝いの食事だというのに母はしきりに「お兄ちゃんにはカップラーメンを食べさせてから来ればよかった」と悔やんでいました。
衝撃だったのは、兄が店員さんに「コーラ君」と呼ばれていたことですね・・・。どうやら兄はそのお店で初めてコーラをジョッキで頼んだ伝説の男らしいです。その時からコーラ君と呼ばれるようになったとか・・・。それまでは小さいコップだったらしいのですが、それ以降、ジョッキコーラがお店に定着したそうです。その時、歴史が動いた・・・!
お肉もすごく美味しかったですが、なによりも、店員さんがすごく明るくて感じの良い人だったのがすごくよかったです。接客態度って本当に大事だなあとつくづく思います。
昨日ハローワークの帰りに、夏向けの靴がほしくてちょっとデパートに寄ったのですが、そこの店員さんが最悪だったんですよ。20代前半くらいの女性だったのですが、別に感じが悪いわけではなくてむしろ笑顔とかは良い感じだったんですが、びっくりするくらい気がきかないんですよ。
私のサイズの靴を出してくれたところまでは良かったのですが、履いてみようとしたら足首のベルトがきつくて履けないので、ベルトの穴をひとつずらすしかなかったのですが、普通そういうことって店員さんが気づいてやってくれるものじゃないですか?全くこの店員は気づいていないので、仕方ない、片足は自分でやろう、それを見たらもう片方は手伝ってくれるだろうと思って金具をはずしはじめたのですが、ベルト穴が小さくてやりにくくて必死になってる私の姿を、店員はただじーっと見てるんですよ。あれ?気づいてないのかな?と思いながら左足を履いて、さすがにこれで気づくだろうと思いながら右足のベルトの穴をずらしはじめたのですが、これもただじーっと見てるんですよ。しかもひと言も発さずに!ものすごい時間がかかってやっと両足を履いて鏡の前に立ったのですが、普通の店員さんなら「わ〜すごい似合う〜☆今日着てらっしゃるお洋服にもぴったりじゃないですか?もうこのまま履いて帰っちゃえ♪みたいな〜☆ていうかすごい履きやすくないですか?私もこれの黒持ってるんですけど〜ぶっちゃけうちのスタッフに大人気でほとんどスタッフで買い占め状態で〜それ最後の1足なんですよぉ〜!」とか柳原加●子ばりにすすめてくるはずなのに、この店員はうんともすんとも言わないんですよ。鏡で足を見ている私の姿をただじーっと見てるんです。なんでしゃべらないの?無口なキャラなの?流川君なの?「どアホウ」しか言えないとか?右手はそえるだけ?あきらめたらそこで試合終了ですよ?ディーフェンス!ディーフェンス!と、何故か頭の中でスラムダ●クが走馬灯のようにかけめぐり、もうダメだ、この店員さんからは絶対に買いたくない、と思って試着の靴を脱ごうとしたのですが、ここでも事件勃発。足首のベルトの金具がどんなにひっぱても取れないじゃないですか。必死になって取ろうとしても全くびくともせず、汗をかきながら必死にベルトと格闘している私の姿を、やはりこの店員はただじーっと見ていました。おおげさじゃなくて、ベルトが取れるまで本当に5分くらいかかりました。その間、店員は、手伝いもせず、「大丈夫ですか?」のひと言も発さず、ただじーっと横で私の姿を見てました。ひと事言ってやりたかったのですが、怒りのあまり説教する気にもなれず、「脱ぎ履きがしづらいので、すみませんがやめておきます。」と言ったら、笑顔で「とんでもないです〜」と返ってきました。
とんでもないのはお前の接客だよ!!
多分、まったく悪気は無いんだと思います。本当にただ気がつかない人なんでしょう。入ったばかりだったのかもしれません。彼女の今後を思ったら、ちゃんと注意してあげるべきだったのかもしれませんね・・・。でもね〜なんだか悲しくなりましたね。だって人を気遣ったり困ってる人に手をさしのべることって、人に言われて強制されることじゃないですよね。人の心に自然に生まれる気持ちですよね。
焼き肉パワーでついつい熱く語ってしまいました〜
空が明るくなってきたので寝ます!おやすみなさい☆