たのしい幼稚園5月号
「たのしい幼稚園5月号」(講談社)の付録イラストを担当させていただきました。
母の日に、お母さんにメッセージカードを贈ろう♪という企画で、裏にメッセージを書いて折りたたむと、ひとつはお家に、ひとつは花束の形になるという楽しいカードです。
こども向けのお仕事をすることが自分の目標のひとつなので、今回のお仕事はとっても嬉しかったです!
しかし打ち合わせの時に参考のために見せていただいた「たのしい幼稚園」4月号に、ついうっかり自分自身が夢中になってしまい、プリキュアや仮面ライダーディケイドについて担当者さんと熱く語り、テンションが上がりすぎて「もうここ(『たのしい幼稚園』編集部)で働きたいくらいですよ!」と問題発言をぶちかまし、付録までたっぷりいただいて帰って、家でシンケンジャーのお面を作ったり50音とプリキュアのキャラがついている手作りハンコで「ひろみ」のハンコを作って自分の手帳にスタンプしたりして遊び倒しました。(Kさん、本当にありがとうございました!!!)
我に返るまでかなりの時間を要したのですが、ひょっとして私は仕事の参考のためというより自分が楽しんじゃってないか?!と気付いたものの「好きこそものの上手なれ」と自分に言い聞かせて毎週ディケイドを見続けている3●歳さとうひろみです、今後ともよろしくお願いします!
でも本当に、こども向けのクリエイティブってすごいですよね。戦隊ものとか仮面ライダーとかプリキュアとかから、仲間の大切さとか、誰かを守る強さとか、優しさとか、そういうものを学ぶんだと思います。もちろんこどもの時はそんなこと考えなくて、カッコイイ!かわいい!っていう感情で夢中になるんだと思いますけど。
私も小さい頃はクリーミィマミに夢中でしたね・・・あれは最強にかわいかった。最近ミンキーモモのサントラをよく聴いているのですが(なんでその歳でそんなの聴いてるんだっていうツッコミは置いといて)歌詞の中に「楽しいばかりじゃないよ、時にはそう自分がとてもとても小さく思える。誰もそうだよ、涙や痛み、それぞれの胸うけとめて迷っている」とか出てきて「えっ、これこども向けの歌だよね!?」とドキッとさせられます。ドキッとさせられるといえば、ミンキーモモのエンディングだった「ミンキーステッキ・ドリミン」という曲なんて今聴くとドキッとしすぎて心臓とまりそうになります。「ピピルマピピルマ プリリンパ♪パパレホパパレホ ドリミンパ♪どっきんハートにまばたきショット〜〜☆」って連呼しますからね。どっきんハートって・・・まばたきショットって・・・!現代ではとても考えつかないであろう秀逸な表現だったと感服します。