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2014年6月10日 (火)

名作よんでよんでシリーズ

ご無沙汰しております。
梅雨前にあった猛烈な暑さのせいで早くも夏バテしております。まあ誰よりも早く生活に季節感を取り入れる系女子としては当然のたしなみですね!今日もリポDをロックでがぶ飲みです。
花粉の時期が終わっても万年鼻炎の私は点鼻薬が手放せないのですが、先日、愛用しているルル点鼻薬が無くなったので薬局に買いにいったんですね。
ああいう医薬品ってレジの後ろにあることが多くて店員さんに言って取ってもらうじゃないですか。で、「ルルの点鼻薬ください」って言ったら「はい!!ルルの便秘薬ですねっ!!」と大勢のお客さんの前で大声で返してきたあの男性店員、絶対ゆるさない。

さて、お仕事のご報告です〜。
グリム童話やイソップ童話など、小さいお子さまへの読み聞かせにぴったりの、学研「名作よんでよんで」シリーズに参加させていただきました。
一冊に色々なお話が20話収録されていてそれぞれ違うイラストレーターが絵を描いているのでとっても見ごたえがありますよ〜。
写真が上手に撮れなくて暗い画像になっちゃってますが、本物はとっても印刷が綺麗でやわらかい紙が使われています。小さい子どもと一緒に読みやすいように、厚みがある本なのにとっても開きやすい製本になっていて作り手のこだわりを感じます。

「星と神話のおはなし20話(名作よんでよんで)」


Yonde_hoshi
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Yonde_hoshi_2_2
私は「死のくにへいった男」のお話を担当させていただきました。ギリシャ神話の琴座のオルフェウスの話です。死の国から出るまでは決して後ろをふりかえってはいけない…!っていうエピソードでピンと来る人も多いのではないでしょうか。
ちょっぴり怖いお話でどうしても全体的に暗くなってしまうので、できるだけオルフェウスをイケメンに描きましたよ☆

「世界の昔ばなし20話
(名作よんでよんで)

Yonde_sekai
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Yonde_sekai_2_2
私は「シンデレラ」のお話を担当させていただきました。

小さい頃は読む側だった自分が、今こうして描く側になっているなんて本当に不思議な気持ちです。
先日、小さい女の子がいる友人がこの本を買ってくれて、「娘がひろみのシンデレラをすごく気に入って毎日読んでってせがまれるよ。『○○ちゃん、お姫さまになる!』って言ってる。私は自分が小さい頃に読んだ人魚姫の色彩が今でも忘れられなくて、私の中では人魚姫と言ったらそのイメージ。娘は大きくなったら、シンデレラはひろみの絵のイメージなんだろうな。」って言ってくれたんですね。
それを聞いた時に、雷に打たれたみたいにハッとしました。それってすごいこと…すごく責任重大なことじゃないか!?私が小さい頃にワクワク夢中になって読んだ絵本は、大人になった今も心に残りつづけています。そんな存在に、自分の絵は本当になれるのか?もっともっと頑張らなければ!と、身がひきしまる思いでした。

では最後に怖い話をひとつ。

今月で今年が半分終わるって、知ってました…?
怖い!時間の流れの早さ怖い!!!

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